イラストレーター トツカケイスケのブログ

日々思いついたどうでもいい話を綴っています。

ビギナーにも分かりやすい!仮想通貨(暗号通貨)用語集

分かりやすい仮想通貨(暗号通貨)用語集

仮想通貨のLINEスタンプリリース記念に、分かりやすい仮想通貨ビギナーのための用語集を作りました。
※用語は随時追加していきます

 INDEX 

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行  

 

ア行

ICO
Initial Coin Offeringの略で、資金を投資家からビットコインなどの仮想通貨で調達するクラウドファンディングのこと。
その報酬として企業側はトークンと呼ばれる独自の仮想通貨を安価でたくさん提供する…

と、序盤から難しいの来ちゃいましたね(笑)
図解するとこんな感じです。 

ICO

トークンは株のようなものなので、投資先の企業のビジネスが成功すればトークンの価格も上がりますし、コインの人気が上がっても価格は上がります。

このようにICOは将来高騰するコインを早い段階で安値で買えるメリットがあります。
ただ反面、資金を集めるだけの詐偽も多いのと、詐偽では無くてもコインが値上がりするとは限らないので、俗に言う「おいしい話」には注意して、しっかり調べてから投資をしましょう。

 

握力
購入したコインを保有する忍耐力。
(握力が弱い=コインの価格が下がると不安になって売り払ってしまう)

 

アルトコイン
ビットコイン以外の仮装通貨(暗号通貨)のこと。
代表的なアルトコインには、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)、ネム(XEM)などがある。

アルトコイン
※画像引用元:コインチェック

今ではたくさんの種類のアルトコインが存在していて、20181月現在でも1000種類以上存在します。
それぞれの特性が異なりますが、細かく説明すると難しくなるので以降で各コイン毎に簡単にご紹介します。

 

イーサリアム(ETH)
イーサリアム
アルトコインの一種。
時価総額はBitcoinに次ぎ第2位(20181月現在)。
●発行枚数:上限未定(20181月現在)
●特徴:送金手数料が高い/送金スピードが不安定

 

イーサリアムクラシック(ETC)
イーサリアムクラシック
アルトコインの一種。
イーサリアムが分裂(ハードフォーク)して生まれたアルトコイン。
●発行枚数:23,000ETC

 

イナゴ
価格上昇に飛びつき売り払い去って行く短期トレーダーのこと。

イナゴ

 

イナゴタワー
コインの価値が急上昇したところで大勢のイナゴがコインを大量に売り払うため、価格が急激に下がり、チャートが塔のようになる事こと。

イナゴタワー

 

ウォレット
暗号通貨・仮想通貨を管理するためのクラウド上にあるお財布のようなもの。
専用のアプリもありますが、ビットフライヤーやコインチェックなどの取引所・販売所のサイト上にもこのウォレット機能があり、そのコインを使って売買をします。

 

エイダ(ADA)
ADA
アルトコインの一種。
価格は小
額ながら市場価値は上位に来ています。
発行枚数:450億ADA


 

億り人(おくりびと)
保有してるコインの価値が1億円に達した人。 
例)ビットコインの認知度が低く価格が安い数年前(1ビットが1万円)に100ビットを購入した人は、現在の価値(1ビット=100万円以上)にすると100×100万円で1億円の価値のコインを保有してることになります。

 

カ行

仮想通貨
ビットコインやアルトコインなどの暗号通貨。
正式名称としては「暗号通貨Crypto Currency(クリプトカレンシー)」ですが、日本では「仮想通貨」という呼び方が浸透しているため、どちらを使ってもほぼ間違えないと言えます。

 

ガチホ
「ガチでホールド」の略で、コインを買ったら目先の上下に惑わされず保有し続けること。
まだまだ、これからな仮想通貨時代で、上がり下がりで一喜一憂して手放して「あのとき手放さなければ良かった!」となる事もありますし、逆に「あのとき手放しておけば良かった!」って事ももちろんあります。

 

ガラ(ナイアガラ)
価格が急降下するチャートの図が、ナイアガラの滝を彷彿させることから使われてる言葉。

ナイアガラ

 

草コイン
草のように注目を浴びていない価格が低いコイン。

 

coincheck(コインチェック)
日本の仮想通貨取引所。
日本の取引所としては取り扱いコインが多く2018年1月現在、13種類。

coincheckのサイトはコチラ

 

サ行

Zaif(ザイフ)
日本の仮想通貨取引所。
5種類の仮想通貨に加え、11種類のトークンも取り扱っています。
5種類の仮想通貨はいずれも指値取引出来るのも特徴です。

Zaifのサイトはコチラ

 

指値取引(さしねとりひき)
希望額を提示して売買すること。
例えば、1ビット160万円まで下がったら購入したい場合、設定した160万円まで下がったら取引が成立、下がらなければ取引は成立せず、下がるまで設定されたままの状態になる。

 

サトシ
ビットコインの最小単位(1サトシは0.00000001BTC)
ビットコインの生みの親と言われるサトシ・ナカモトの「サトシ」から来ています。
※ちなみに、モンスターボールを投げるサトシか、投げないサトシかでいったら、投げないサトシです。

 

ジーキャッシュ(ZEC)
ZEC
アルトコインの一種。
●発行総数:2100万枚
●特徴:匿名性が高い

 

上場
仮想通貨がビットフライヤーのような大手取引所で取り扱われること。

上場すると販路が拡大して買い主が増えるため価格が上がることが多い。

 

塩漬け
値上がりを期待して買ったコインが上がらず(下がっている)売りたくても売れずに長期で保有し続けていること。

 

ショートポジション(ショート/Sポジ)
保有してるコインが下落するのを予想して売り、下がったら買い戻し利益を出すこと。
本来は「空売り」の意味で、資産を持ってない状態で借り入れをし、それを売って利益を出したら借りた元本に利息を乗せて貸し主に支払う。

 

損切り
保有してるコインの価格が下落の兆しがあったら、ある程度の段階で見切り、それ以上損益を出さないために売り払うこと。

 

タ行

ダッシュ(DASH)
DASH
アルトコインの一種。
●発行総数:1890万DASH
●特徴:匿名性が高い


チャート
コインの価格の上がり下がりをグラフ化したもの。f:id:totsunet:20180118170327p:plain

 

トークン
株のようなもの。
ICOで、投資をしてもらった企業が報酬として独自のコインを投資家に渡す。
その企業のビジネスが成功したら、株のようにそのコインの値段が上がる。

上場している仮想通貨と違い最初は値段が安いのが特徴。 

 

匿名性
銀行を利用した送金の場合、送り手と受け手の個人を特定出来るのに対して、仮想通貨は、送り手のアドレス(記号データ)と受け手のアドレスによって送金が行われるため誰が誰に送ったかの特定が出来ません。
でも、もしアドレスと個人の紐付けが出来れば送り手や受け手が特定出来るけど、それすらも出来ないようにしているコインが主に「匿名性が高い」と言われています。
匿名性が高いコインとしてはDash、Monero、Zcashなどがあり、特にこの3種類は「匿名3兄弟」と言われてます。

 

取引所
登録しているユーザー同士で売り買いをする場所。
といっても、ユーザ同士で直接やり取りをするわけでは無く、買値や売値の希望額を設定し、その額に達したら自動で取引が成立する。
特徴としては手数料が安い
販売所と混同されがちだけど、販売所はユーザー同士ではなく、コインを扱っているところから買う場所。

日本の取引所としては

bitFlyer(ビットコインのみ取引所の機能あり)
coincheck(ビットコインのみ取引所の機能あり)
Zaif
bitbank

などがあります。

 

ナ行

ネムコイン(XEM)
XEM
アルトコインの一種。
New Economy Movement(新たな経済運動)の略称で、通貨としての表記は「XEM」。

●発行枚数:89億9999万9999XEM

●特徴:マイニングによる発行ではなく既に発行済み

 

2段階認証
不正ログイン防止強化のため、IDとパスワード以外に、セキュリティコードを入力させること。
二段階認証によるログイン方法には以下のようなものがあります。

●取引所に登録しているメールアドレス宛にセキュリティコードを送らせ、そのコードを入力してログインする。

Google Authenticatorのようなアプリを使って都度発行されるコードを入力してログインする。
Google Authenticatorを使う場合は、二段階認証を設定したときに発行されるQRコードかIDを必ず保管しておきましょう。アプリを再インストールすると以前に登録したIDはアプリ内から消えてしまうため、設定時のIDを再度アプリに登録する必要があります。つまり保管していないとログイン出来なくなります。

 

ハ行

Binance(バイナンス)
香港の取引所。
取引高は世界トップクラスで、100種類以上のコインを取り扱っていて手数料も安い。
更に特記すべきは、現在中国では様々な取引所が国から規制を受けてますが、香港は中国の特別行政区に指定されており、Binanceは規制の対象外になってます。

Binanceのサイトはコチラ

 

ハードフォーク(分裂)
コインが2種類に分裂すること。
といっても実際に半分に割れる訳では無く、別のコインが生まれること。
ドラゴンボールのピッコロと神様みたいな感じ。
ハードフォークによって生まれたコインとしては、ビットコイン・キャッシュやイーサリアム・クラシックなどがあります。

 

半減期
マイニングによって発生するコインの数が半分になる事。
ビットコインを例にすると、2018年現在ではビットコインは10分間に12.5BTC新たに生まれています(=1度のマイニングでの報酬が12.5BTC)が、2020年にはその半分の6.25BTCになります。

 

販売所
コインの売買をしているサイト。
販売所の提示する金額でコインを買ったり売ったりする。
取引所と混同されがちだけど、取引所は登録しているユーザー同士で売り買いをする場所
そのため、販売所は取引所に比べて手数料が高め

日本の販売所としては

bitFlyer(ビットコインのみ取引所の機能あり)
coincheck(ビットコインのみ取引所の機能あり)
GMOコイン

などがあります。

 

bitFlyerビットフライヤー)
国内の仮想通貨(暗号通貨)取引所。
大手の株主だけでなく、国内大手損害保険会社と2種類の損害保険を契約してセキュリティの高さに定評があります。

bitFlyerのサイトはコチラ

 

ビットコイン(BTC)
ビットコイン
仮想通貨の代表格。
中本哲史(サトシ・ナカモト)を名乗る人物がネット上に発表した論文に基づき賛同者が集まり、2009年に運用が開始された仮想通貨です。
日本でもビックカメラなど決済手段として使えるお店が増えています。
●発行総数:2,100万BTC
●特徴:送金手数料が高い/送金スピードが遅い

 

ビットコイン・キャッシュ(BCH)
ビットコインキャッシュ
アルトコインの一種。
ビットコインから分裂して生まれたコインで、ビットコインを改良したものです。
●発行総数:2,100万BTC
●特徴:送金手数料が安い/送金スピードが遅い

 

ブリッジ通貨
国毎で異なる通貨を送金するときに使う文字通り「架け橋」になる通貨です。
アルトコインの「リップル(XRP)」がこれに該当します。

例えば、日本から海外の友達に送金をする場合

海外送金

①日本の銀行で送金手続きをする(手数料が取られる)
②日本の銀行と海外の銀行を中継するもう一つの銀行に送る(手数料がかかる)
③中継する銀行が円をドルに換えてアメリカの銀行に送る(手数料がかかる)
④海外の銀行から友人の口座に送金処理が行われる。
当然、それぞれの銀行は営業時間にこの業務を行うため海外の人に送金されるまでは日数がかかります。

でも、このブリッジ通貨をつかうと

ブリッジ通貨

①日本の銀行で送金手続きをする(手数料が取られる)ところまでは一緒ですが
②日本の銀行が日本円をリップルに変えて海外の銀行に送る(高速&低コスト)
③ブリッジ通貨を受け取った海外の銀行がリップルをドルに換える
④海外の銀行から友人の口座に送金処理が行われる。

つまり、海外への送金が、今までよりも速く、手数料も安くで実現出来るのです!

 

ブロックチェーン(分散型台帳)
取引の革命とも呼ばれる画期的な技術と言われています。
取引情報を一定量まとめた台帳(ブロック)が時系列で鎖(チェーン)でつながれてるイメージから名付けられています。

ブロックチェーンのイメージ


特徴1: 改ざん防止

各台帳には、「ハッシュ値」という一つ前の台帳の内容を要約したデータも格納されて各ブロックのデータの正当性が保たれています。その為、もしデータを不正に改ざんしする場合、過去の全て遡って台帳データを書き換えなければ成立しなくなるので、現実的には不可能とされています。

ハッシュ値の説明

特徴2:取り引きデータの共有管理
従来は取り引きデータの管理者がいたのに対して、ブロックチェーンを利用すると管理者は不要で関係者全員でデータを共有で管理します。
これによって従来は中央管理者のサーバー(高度なセキュリティでデータを守っていた)が不正アクセスされたりサーバーに障害があったらデータが失われていたのが、ブロックチェーンを使えば全員で共有してるので一つのデータが失われても他の関連者たちが共有しているのでデータが失われることはありません。

 ブロックチェーンのイメージ

ザックリですが、このようにセキュリティの高いデータを関係者皆で共有してるので安心・安全といったイメージです。
本記事はビギナー向け用語集なので触りだけご紹介しましたが、ブロックチェーン技術の特徴はまだまだあります。

 

 

ポートフォリオ
保有しているコインの割合を円グラフにしたもの。

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マ行

マイニング
ビットコインを例にすると、まずビットコインは10分間に12.5ビットずつWEB上に誕生します(2018年現在)。
その発生のときに数学のような難しい問題が沢山出題されます。そしてこの問題を一番最初に全部解いた人が12.5ビット全部もらえるようなイメージです。
今ではその問題数が多すぎて、個人ではなく企業がスーパーコンピューターをいくつも使って解いています。

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こうしてビットを手に入れることがまるで金を採掘(Mining)するようなのでマイニングと呼ばれています。
※「マイニング」で検索すると↓こんな画像がよく出てきますが実際に掘っているわけではありません。

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Moon(to the moon)
コインの価格が急上昇すること。
「このまま月まで届け!」という願いが込められている。

 

モナーコイン(to the moon)
モナーコイン
掲示板サイト2chから生まれた日本発の仮想通貨です。
アスキーアートのお馴染みのキャラクターがコインのアイコンになってますね。
●発行総数:1億512万MONA
●特徴:送金手数料が安い/送金スピードが早い

 

モネロ(XMR)
XMR
アルトコインの一種。
●発行総数:1,840XMR
●特徴:匿名性が高い

 

ヤ行

ヨコヨコ
価格の上がり下がりが無く安定してること。

 

 

ラ行

ライトコイン(LTC)
ライトコイン
アルトコインの一種。
●発行総数:8,400万LTC
●特徴:送金スピードが早い

 

利確(りかく)
利益が出たらコインを現金化し利益を確定させること。
損切りの逆。
仮想通貨の場合は、現金化したコインで他のコインを買うもよし、自分の銀行口座に振り込むもよし。
※利確をすると雑所得として税金の対象になるのでご注意。

 

リスク(LISK)
LISK
アルトコインの一種。
発行総数:上限無し

 

リップル(Ripple)
リップル
アルトコインの一種。
小額ながらも時価総額ランキングではイーサに次ぎ第3位。
他のアルトコインと違うのは、ブリッジ通貨として銀行間の送金をスマートにするための通貨として用いられるのを想定されていて、この取り組みに提携している銀行などの金融機関は全世界で300行以上(2018年1月現在)
●総発行数:1,000億XRP
●特徴:送金手数料が安い/送金スピードが速い(ブロックチェーンを使っていないため)/マイニングでの発行ではなく既に全てのコインが発行済み

 

ロング(ロングポジ/Lポジ)
コインが安いうちに買って、値上がりしたら売ること。


《各コインのアイコン画像転用元》
bitFlyer
coincheck

仮想通貨のLINEスタンプ
Ⓒイラストレーター トツカケイスケ